子どもと育つ|胸をはって子育てしたいからママは自分を磨きます☆

育児の悩みは尽きないけれど、前向きに!変化の激しいこれからの時代を生き抜ける子に育てるためにママも進化しないとヤバいと思う。

諦めない!我慢しない!悩み・不安・不満は、あなたの転機です!

こんにちは!
ライフミッションサポーター(R)の掛水美里です。

 

この記事では、わたしが自分の人生の棚卸しを通して、人生を懸けて取り組みたい仕事を見つけたストーリーを紹介します。

 

人のネガティブな感情に大きな影響を受けて生きてきたからこそ、そのエネルギーをプラスに変換できる優しい世の中を創りたい。

 

その為に何ができるのか?
そんな事を書いています。

 

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私のライフミッションは、マイナスからプラスを生み出す「転禍為福」で

1人1人の可能性を引き出し、思いやりに満ちた優しい未来を創ることです。

 

私の「マイナス」の原点は、親の顔色を伺って、親の期待に応えるために覚えた、他人軸の生き方です。

 

母は、私が勉強以外の何かに夢中になるのを嫌がって校則よりも厳しく服装やアルバイトを規制しました。

 

勉強・部活・読書といった「母から見ても将来の役に立つこと」の中から楽しみを見つけて過ごすのが私の生存戦略でした。

 

父は普段は寡黙で飄々としているのに、ふとした瞬間に強い怒りやこだわりを見せる人で些細な事で、怒り出し、私の人格を否定するような言葉を浴びせ手をあげた事も1度や2度ではありません。

 

だから父に攻撃する隙を与えまいと自分の至らない所を見せないようにいつもどこかで警戒していました。

 

そうやって人の表情や言葉の端々に垣間見えるネガティブな感情に敏感になった私は、人を怖がり、自分から壁を作っているくせに、どこか人恋しさも感じていて「リア充」とは、ほど遠い学生時代を過ごしました。

 

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そんな私が大人になると、アルバイトや恋愛の経験に乏しいままに、本で読んで理想化した「仕事観」や「結婚観」と現実とのギャップに戸惑います。

 

10年くらいキャリアを積んで、出産後にも戻れるポジションを手に入れてから結婚する計画だったのに11歳年上の彼の適齢期に合わせ、社会人4年目で専業主婦になってしまったのです。

 

今にして思えば、自分の人生を大きく左右する決断を相手に委ねてしまった他人軸が問題なのですが、さらに相手の問題も加わって暗黒の結婚生活が始まります。

 

 

なかでも妊娠中に、女の子を欲しがっていた夫から「何だ野郎かよ、堕ろせよ」という言われたことは何年も私を苦しめ続けました。

 

 

こんな言葉をお腹の赤ちゃんが聞いていると思うといたたまれなく、こんな人と一緒に子育てをしていくのかと深く絶望したのです。

 

 

そして、息子が1歳半になる頃には、些細な意見の違いから、子どもの前で首を絞められ「母親がこんな姿を子どもに見られいいのか?」「放して欲しかったら謝れよ」と脅されたこともありました。

 

 離婚を考えるようになった私は、保育園に落ちた1歳児がいても経済的に自立できる方法を探してブログやSNSを使ってモノやサービスを販売するネットビジネスの勉強を始めます。

 

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実際は、育児との両立でつまずき、行動が伴わなかったものの、1つ大きな収穫がありました。

 

私と同じように未就園児を育てながら結果を出している人の話を聴いて家事や育児を夫と分担できるよう様々な工夫をしている事を知ったのです。

 

妻側の働きかけによって夫の態度は変わり得ることを学び、夫と向き合う努力を始めたらDVやモラハラ的な言動は、仕事のストレスのはけ口である事が見えてきました。

 

本人も思い当たる節があったようで仕事の比重を下げる為に年収6割ダウンの転職を選びました。

 

 私がビジネスで成功すれば、収入減は埋められると踏んで「私も働くから大丈夫だよ」と言ったのも決断の決め手だったと思います。

 

転職したことで、夫はすっかり丸くなりました。私に手を上げた事は、転職してから1度もないし息子のことも随分気にかけてくれるようになりました。

 

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そして、「転職前のお給料、稼いで楽させてあげる!」と大きな事を言う割に、いつまでも収益の出ない「起業準備」を咎める事なく自由にさせてくれたのは、夫からの信頼の証。端から見たら、関係は決して悪くないはずでした。

 

だけど、私は夫を毛嫌いし続けます。

 

過去のわだかまりはもちろん、夫が子どもを叱る時に馬鹿だのクズだの言うことも、

幼稚園の送迎当番を気まぐれで放棄して私の予定を狂わせることも、どうしても許せなかったのです。

 

価値観の違いもあって「一緒に頑張っている実感」がまるでないパートナーシップが大きなストレスだったところに、仕事のプレッシャーや育児のストレスが重なって私は知らず知らずのうちに心のバランスを崩していきました。

 

 

そして、夫と息子には困った共通点がありました。「やめて欲しい」と言ってることは、なかなか止めず、要望は、こちらが応じるまで何度もしつこく言い続けるのです。

 

 

タスクに追われて限界だった私は、事あるごとに、そんな2人を「あんた達なんて大嫌い!私の首を絞めた男とそっくりなその息子でしょ!」と強く拒絶するようになりました。

 

そして、我が子に対してこんな感情を抱えていることで、周りのお母さん達に劣等感を感じ、次第に距離を置くようになりました。

 

親子向けの食育のインストラクターをしていた私にとって、これは致命的でした。

 

子どもの健やかな成長を願って食の知識を伝えるコンテンツなのに、こんな黒い感情を抱えた私が間に入ったらコンテンツを穢してしまう気さえして、SNSで発信したり、講座を開講する気持ちにはどうしてもなれませんでした。

 

当時は息子も幼稚園に上がっていたのでそんな風に悩むくらいならビジネスを辞めてパートで働く選択肢だってありました。

 

だけど、ずっと親や夫の敷いたレールで生きてきた私にとって1人1人の可能性を無条件に信じて認めてくれるコミュニティーで「やってみたい気持ち」の赴くままに、何かに打ち込む経験はそれだけでも大きな価値があり、離れようとは思えなかったのです。

 

 

その一方で「我が子を愛する気持ち」で仲間と共鳴できない身の置きどころのなさを埋めようと、活躍の場を求めて躍起になっていきました。

 

 

誰かと信頼で繋がり貢献したいという本当の願いとは裏腹に心の平安のないまま、無理矢理、絞り出したエネルギーを注ぎ込むような活動の仕方は長くは続きませんでした。

 

 

夢を語る事を許される場所に惹かれるのに、語る夢を持てず、評価される振る舞いや、

必要とされる役割を探って、沿おうとする生き方しかできない自分にも気づいていました。

 

悪意のある人なんて誰1人いないコミュニティーなのに、自分の抱えている傷が過剰反応してしまい、周囲との軋轢を生みがちな自分に嫌気がさして活動停止を決めたのです。

 

 自分を整えない限りは、決して満たされないと悟った私は、LMCのトゥインクルスター養成講座の門を叩きます。

 

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過去の傷を癒やし自分の感情を取り戻す方法を体系化しているのは、私の知る限りではLMCだけだったからです。

 

 実際、私は、誰にも否定や評価をされない安心・安全・ポジティブな場で「堕ろせ」と言われた息子を守る為に1人で抱え込んできた苦しみを全部吐き出した時、息子への愛情を取り戻すことができました。

 

エコー写真の胎児の姿が愛おしく「何があっても産み育てる」と決めたときの気持ちを鮮明に思い出したのです。

 

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同時に、私の人生は、誰かの抱える未消化なマイナスの感情が漏れ出して、負の連鎖を引き起こす現場にずっと居合わせてきた事にも気づきました。

 

私と夫の関係性は言うまでもなく、父の罵声や暴力にも母の「勉強しなさい!」にも裏側には色々な悲しみが見えるのです。

 

そして、マイナスの感情を向けられるのも、自分から漏れ出るマイナスの感情が大事な人を傷つけてしまうのも同じくらい、苦しくて、成り行き任せでいると多くのエネルギーを奪われて、心の平安や生きる喜びを大きく損なうのを身をもって経験しました。

 

その反面、どんなに理不尽な目にあっても、見たくない嫌な自分を目の当たりにしても、そこから抜け出すと心に決めて、行動し続ければ道は開けることも知りました。

 

 

「暗黒の結婚生活」に自分の決断を呪っていた時期もありますが、息子という、守りたい存在もなく、夫婦という、簡単には切り捨てられない関係性の中で、あのような事が起きなければ、私は今も、親が厳しかったせいにして周りの顔色を伺いながら、不完全燃焼で生きてきたに違いありません。

 

夫のモラハラや起業を通じてぶつかった壁を、「なりふり構わず解決しなければならない課題」と捉え、解決策を探し続けたからこそ、こうした気づきを得たのです。

 

だから私は、ネガティブな感情をなかった事にしたり、諦めて我慢するのではなく、

とことん向き合って解決できる場を用意します。

 

そうすることで、1人1人が本来の輝きと、優しさ、寛容さを取り戻し、みんなで温かな世界を創っていく、未来を信じているのです。

 

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