東急スタンプラリー攻略法|初めて挑戦する2~3歳児とママの場合
東急のスタンプラリーってどんな企画?
2013年から始まって、夏休みの恒例イベントとして定着した感のある東急電鉄のスタンプラリー。サブタイトルに「親子でめぐろう!」とあるように、メインターゲットは夏休み中の幼稚園児や小学生。ルールはいたってシンプルでスタンプを設置してある駅をめぐってスタンプを集めれば、景品の電車カードが貰えます。
開催期間:2018年7月21日(土)~9月2日(日)
スタンプ帳の入手方法:東急線の駅構内の改札窓口で無料で配布しています。
スタンプ設置・景品引換時間:10:00~18:00
※混雑するラッシュ時を避けた時間設定になっています。
電車スタンプラリーに初めて挑戦する親子にオススメな基本戦略
スタンプラリーの攻略法を検索すると、「1日で全部のスタンプを集めるるための効率のよい回り方は?」といった視点の情報が多いのですが、初めてスタンプラリーに挑戦する2~3歳児とママの場合、1日がかりで慌ただしいこんな戦略は到底オススメできません。
たしかにスタンプラリーの期間中は、全部の駅で乗り降り自由の1日乗車券が発売されるので1日で集中的に回ってしまった方が経済的ではあるのですが、2~3歳児のママの基本戦略は、
「平日昼間に自宅の沿線を中心に1~2箇所ずつコツコツ回って、乗り換えの必要な遠くの駅はパパが休みの日に家族全員で!」これが絶対オススメです。
なぜかというと??
「公園に行くには暑過ぎる」「幼稚園も夏休み」など、今日も1日子どもを退屈させないように、どうやって過ごそうか(;´Д`)こんな悩みを解消してくれる格好のネタになるスタンプラリーをバタバタと1日で終わらせてしまうのは、あまりに勿体無い!
2歳くらいだと、まだ途中で眠くなってしまったり1日かけて巡るのはまだキツイ
スタンプ目当てに遠出をするのは子どもにスタンプラリーのルールを体感させてからが吉。初級の「のるるんモード」なら「横浜&菊名(東横線で5駅)」「渋谷と二子玉川(田園都市線で6駅)」のような行きやすい2駅の組み合わせで景品のカードを貰えます。1度コレを経験しておくことで「この駅にスタンプあるから降りてみようか」が通じるので、「まだ降りない!」ってイヤイヤが始まるのを、ある程度予防することとができます。
スタンプが設置されている駅は電車好きな子の興味を引くような「見どころ」のある駅が多いから、駅のホームや車窓からの風景目当てに「抱っこ!」って言われる可能性大。1日に予定を詰め込み過ぎず、無理なくゆったり回るのが、1番です。
2018東急のスタンプ台設置場所は全34箇所
先ほど簡単に触れた"2駅の組み合わせで景品のカードが貰える初級モード”が「のるるんモード」で以下の9グループ、17駅が対象です。9つ全部のグループのスタンプを集めると、記念台紙がもらえたり、Wチャンス賞の抽選に応募できるみたいです!
初級編「のるるんモード」全17駅
グループ1 渋谷・二子玉川(景品は2020系)
グループ2 菊名・横浜(景品はShibuya Hikarie号)
グループ3 武蔵小杉・目黒
グループ4 田園調布・蒲田(景品は7700系)
グループ5 溝の口・鷺沼(景品は6020系)
グループ6 青葉台・長津田(景品は5000系&8500系)
グループ7 大井町・五反田(景品は7000系)
グループ8 日吉・自由が丘(景品は5000系)
グループ9 上町
上級編の「はかせモード」15駅を沿線別にまとめました。
難易度アップの要望に応えて今年から追加された上級編が「はかせモード」。
こちらは、「のるるんモード」の17駅と合わせた合計32個のスタンプを全部集めると、オリジナルの限定グッズがもらます。
東急線の駅は全部で97駅なので、そのうち32個にスタンプが設置されているとなると、3駅に1駅にはスタンプが置いてある計算になり、かなり回りごたえがありそうです。
学芸大学(東横線)
元住吉(東横線)
白楽(東横線)
反町(東横線)
多摩川(東横線・多摩川線・目黒線)
武蔵新田(多摩川線)
大岡山(目黒線)
駒澤大学(田園都市線)
高津(田園都市線)
たまプラーザ(田園都市線)
市が尾(田園都市線)
すずかけ台(田園都市線)
中央林間(田園都市線)
中延(大井町線)
荏原中延(池上線)
駅以外のボーナスステージも回るとキラカードが貰えます!
①「大鳥神社」
注意)景品の「東急バスのキラカード」の受け取り場所が「電車とバスの博物館」なので、カードをもらいたいのなら、大鳥神社を済ませてから、電車とバスの博物館に行くという順番には、くれぐれも気をつけましょう!!
「大鳥神社前」のバス停に行ける路線はかなりたくさんあるのですが(詳しくはスタンプ帳の14ページ参照)、スタンプが設置されている駅でなおかつ、大鳥神社に1番近いのは、目黒駅。目黒駅東口のバス停から98系統のバスに乗れば5分程度で到着できるようです。
ちなみに大鳥神社について調べてみると、目黒区最古の神社らしく「暑い日に木陰が気持ちいい」とのクチコミが多数ありました。境内はコンパクトで参拝にそんなに時間はかからないようですし、目黒でスタンプを押した後にちょっと足を伸ばしてみるのが良さそうです。
②「電車とバスの博物館」
田園都市線の宮崎台駅ほぼ直結の「電車とバスの博物館」は、車両などの展示の他に、運転を体験できるシュミレーターやプラレールなどで遊べるコーナーがあります。なので子連れのママ・パパのクチコミを見ると滞在時間は平均3時間程度。
鷺沼や溝の口など近隣の駅のスタンプも絡めつつ、田園都市線を全部回ろうとするよりは、半日ここで遊ぶつもりでスケジュールを立てた方がいいかもしれません。
裏ワザ!他社線でワープして時間短縮する方法
☆長津田⇔菊名(横浜線)
☆あざみ野⇔日吉(横浜市営地下鉄)
東横線から田園都市線、田園都市線から東横線へ移動する時、乗り換えが大変な渋谷を避けるには、この2路線が便利です!!
☆蒲田ー大井町(京浜東北線)
東急だけで行こうとすると、蒲田から池上線に乗って、旗の台で大井町線に乗り換えるのですが、この行き方だと15駅くらいあるので30分はかかります。ですがJRを使うことで、なんと「2駅・5分」に短縮できるのです。
☆五反田ー渋谷(山手線)
東急だけで行こうとすると、池上線・大井町線・東横線と3本の電車と乗り継いで、40分近くかかかるところが、この行き方だと、たったの「3駅・7分」です!!
多摩川線・大井町線・池上線の効率のいい回り方
これはスタンプ帳の2ページ目にある「スタンプ設置駅一覧」の路線図の右下の部分です。いろんな路線が複雑に交差していて、平日の短時間に行き当たりばったりで行くにはなかなか難易度が高いと感じたこのエリア。上記の裏ワザを使って休日にこんなルートで回りました!!
①多摩川⇒武蔵新田⇒蒲田(東急多摩川線のスタンプを攻略)
②蒲田から大井町へ京浜東北線でワープ
③大井町⇒中延(大井町線のスタンプを攻略)
④旗の台で乗り換えて、荏原中延⇒五反田(池上線のスタンプを攻略)
⑤五反田から渋谷まで山手線でワープ
⑥渋谷⇒学芸大学(東横線の一部のスタンプを攻略)
ここまで、途中でカフェで休憩したりしながら3時間くらいでした!